【アドラー心理学入門】岸見一郎著『嫌われる勇気』を徹底解説!第4章『世界の中心はどこにあるか』

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こんにちは、WEBマーケッター山田祐輔@yusuke_6216です。

アドラー心理学を超わかりやすく解説した書「嫌われる勇気」を読んで学んだことを徹底解説して行きます。

今回は、「嫌われる勇気」の第4章『世界の中心はどこにあるか』です。

第4章『世界の中心はどこにあるか』

1、個人心理学と全体論

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まず、アドラー心理学は別名『個人心理学』と呼ばれています。

これは個人という自己中心的な意味ではなく、個人はそれ以上『分割することはできない』(最小単位)という意味を指します。

そして、人間はこれ以上分割できない存在だと捉え、『全体としての私』を考えることを、

全体論』と呼びます。

個人心理学=自己中心的な心理学という意味ではない。そして、人間(個人)はそれ以上分割できない存在だということを『全体論』と呼ぶ。

2、対人関係のゴールは『共同体感覚』

pak88_rmhoutennbunojin_tp_v他者を敵とみなすか、それとも仲間と見なすか、これによって人生は大きく変化します。

そして、他者を仲間とみなし、そこに『自分の居場所がある』と感じられることを、”共同体感覚”とアドラー心理学では呼んでいます。

また、共同体感覚とは、

幸福なる対人関係のあり方を考える、最も重要な指標

だとアドラーは話しています。(なぜならアドラー心理学では『すべての悩みは対人関係の悩みである』と定義されているからです)

ちなみに社会学が語るところの最小単位は『わたしとあなた』と言われています。

これは二人の人間がいれば、そこに社会が生まれ、共同体が生まれる。だからこそ、共同体感覚を意識することが生きていく上で重要だ、いう事ですね。

そして、『自己への執着』から『他者への関心』に切り替えていく必要があります。

自己への執着=自己中心的

自己中心的の定義

そして、アドラー心理学では自己中心的な人間を以下のように定義しています。

『課題の分離』ができておらず、承認欲求に囚われている人

つまり、『他者からどう見られているか』ばかり気にかける生き方こそ、『わたし』にしか関心を持たない自己中心的なライフスタイルである、とアドラーは話しています。

3、あなたは世界の中心ではない

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先ほどの続きですが、ここで重要な概念は『あなたは世界の中心ではない』という事です。

もちろん、自分という人生の主役は『わたし』です。しかし、

『わたし』は世界の中心に君臨しているのではない

とアドラーは話しています。

つまり、『わたし』は人生の主人公でありながら、あくまで共同体の一員であり、全体の一部なんですね。

ここで重要なのは、『人生のタスク』を意識する事です。

人生のタスクとは『①仕事交友愛』からなる対人関係のこと

だからこそ重要なのは『この人は何を与えてくれるのか?』ではなく、『自分は何を与えられるのか?』を考える必要があります。

この所属感とは、

生まれながらに与えられるものではなく、自らの手で獲得していくもの

なんですね。

自分の主役は『わたし』だが、世界のちゅうしんん君臨しているわけではない

4、より大きな共同体の声を聞け

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次に、行動指標で悩んだ時に小さな共同体で考えるのではなく、『より大きな共同体の声を聞け』とアドラーは話しています。

例えば、『学校に行きたくない』という悩みであった場合、学校の中で考えた場合、どうにもならない事がほとんです。しかし、それは学校の中での問題であって、『人間社会』というもっと大きな単位で考えた場合、それほど重要ではない事に気がつくはずです。

そして、ここで重要なのは『あなたが異を唱えたぐらいで壊れる関係ならば、最初からそんな関係を結ぶ必要がない』という点です。

関係が壊れることだけを恐れて生きるのは、他者のために生きる不自由な生き方

とアドラーは話しています。

共同体で悩んだら大きな共同体から考えてみる

5、叱ってはいけない、褒めてもいけない

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そして、次に『叱ってはいけない、褒めてもいけない』という考え方です。

ここで多くの人は『なんで褒めてはいけないのか』疑問に思うと思います。

この『褒める』という行為は、

『能力のある人が能力のない人に下す評価』

だとアドラーは話しています。

なぜなら、褒めるという行為の背景には『操作』という心理状態があるからです。(なぜ人を褒めるのかを考えると分かりやすいと思います)

そして、アドラー心理学では

『あらゆる”縦関係”を否定し、すべての対人関係を”横の関係”とする』

ことを提唱しています。

そもそも劣等感も、この縦関係の意識から生じるものなんですね。(自分を相手より上か下かで判断している)

対人関係はすべて縦関係ではなく、横関係を意識する

6、『勇気づけ』というアプローチ

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では、なぜ人は対人関係を『縦関係』で考えてしまうのでしょうか?

これは相手を自分なりに分析し、自分より上か?下か?を無意識に考えてしまう事から起こります。

だからこそ、他者を褒めても、叱ってもいけないんですね。

あくまで他人の悩みを解決するときでも、介入するのではなく、自力での解決の援助をしていきます。

こうした横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では『勇気づけ』と呼んでいます。

人が課題の前に踏みとどまっているのは、その人に能力がないのではなく、

『課題に立ち向かう”勇気”がくじかれていることが問題

だと考える事がアドラー心理学でいう『勇気づけ』の本質なんですね。

褒めるのではなく、課題に立ち向かう勇気をサポートしてあげる事が重要

7、自分には価値があると思えるために

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では、勇気づけを行なっていく具体的な方法について考えていきます。

実は勇気づけを行う際に一番簡単な方法は『感謝を伝える』ことです。

人は感謝の言葉を聞いた時、自らが他者に貢献できたと知る

そして、

『人は自分に価値があると思えた時にだけ、勇気を持てる』

とアドラーは話しています。

だからこそ、『他者を評価しない』という考え方は非常に大切になってきます。

勇気づけを行う際に最も大切なのは『感謝を伝える』こと

8、人は『わたし』を使い分けられない

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またアドラーは、

もしあなたが、誰か一人でも縦関係を築いているのであれば、あなたは無意識のうちに対人関係を『縦』で考えている

と話しています。つまり、人は『わたし』を使い分けられないんですね。

たとえ、年長者で敬うべき存在であったとしても、意識の上では対等であること、そして主張すべきことは堂々と主張する事が大切なんですね。

意識の上では、年長者も尊敬する人も対等関係を意識する

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回のまとめとしては、

・対人関係のゴールは『共同体感覚』

・あなたは世界の中心ではない

・悩んだらより大きな共同体の声を聞け

・叱ってもいけない、褒めてもいけない

・対人関係は横関係を意識する

・勇気づけのポイントは『感謝を伝える』こと

・他者を評価しない

・意識の上では、年長者も尊敬する人も対等関係を意識する

上記のような事が書かれていました。

次回は、第5章『今、ここを真剣に生きる』です!

ではでは!

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